玄米の魅力は優れた栄養にあります。玄米はタンパク質、脂質、糖質の三大栄養素の他に、身体のエネルギーづくりに大切なビタミンB群、「若返りビタミン」と言われているビタミンE、話題の抗酸化物質であるフェルラ酸やフィチン酸、脳機能改善効果に注目が寄せられているγ-オリザノール、血管の老化を防ぐ植物ステロールの摂取源であり、健康維持に欠かせない食材です。
しかし、玄米が健康に良いことは分かっていても、なかなか続けられないのが現状。そこで「手軽な玄米食」として開発されたのがFBRAです。FBRAは、玄米と玄米の機能性成分の大部分を含有する米糠(胚芽・表皮)を、日本の国菌である麹菌で発酵させた食品です。
FBRAは、「麹菌で発酵させた玄米と米糠(胚芽・表皮)」という英語名「Fermented Brown rice and Rice bran with Aspergillus oryzae」から頭文字をとって名付けられました。
玄米は白米に比べて消化吸収が悪いのですが、麹菌で発酵させることにより消化吸収しやすくなるうえ、様々な健康成分が生まれます。FBRAの抗発がん作用や抗炎症作用などの身体を健康に保つ機能と、FBRAへの種々の機能性成分の含有が明らかになっています。
私は若いころから常に健康不安に悩まされ、毎日が真っ暗で前途に希望も何もない毎日を送っていました。そんな時、一条の光明を見出しました。自然食をすすめられたことがきっかけとなり、正しい食生活が健康を守ることに気づいたのです。日本人の主食である白米食は栄養的に欠陥食であること、そして日常の食事が加工食品で占められると、さらにビタミン・ミネラルのアンバランスを招くことを突き止めました。
私は玄米食を基本にした食改善に取り組み、見事に健康不安から脱することができました。今後、日本人の食の欧米化、加工食品の氾濫はさらに進み、健康不安に悩まされる人々が増えることが予測されました。やがて、この私自身の体験を多くの人々に伝えたい、という強い使命感を持ち、FBRAの開発に着手することになったのです。
玄米・胚芽・表皮は、白米の栄養的な欠陥を補うことができ、食改善の中心的存在となり得る食品です。これをエンジニアである私が、研究に研究を重ね、麹菌で発酵させ食べやすくしたのがFBRAです。多くの方々にご愛用いただき、健康に役立てていただきたいと思います。
自然食研究家 岡田悦次
白米ご飯、玄米ご飯、白米ご飯にFBRA(20g)を加えた場合の栄養を比較しました。
白米食をしていても、FBRAを補えば、玄米食以上の栄養を摂取できることがわかります。
日本人に不足しがちなビタミンB群などのビタミン類、亜鉛やマグネシウムなどのミネラル、食物繊維。FBRA(20g)を摂取すると、これらの不足をカバーすることができます。
FBRA(20g)を摂取した場合、各種栄養素が一日の推奨量と比較して、何%摂取できるかを算出しました。
エネルギー | kcal | 390 | |
たんぱく質 | g | 15.7 | |
脂質 | g | 22.8 | |
炭水化物 | g | 43.8 | |
糖質 | g | 17.1 | |
食物繊維 | g | 26.7 | |
ナトリウム | mg | 15 | |
(食塩相当量) | g | 0.0389 | |
水分 | g | 6 | |
灰分 | g | 12 | |
カルシウム | mg | 451 | |
リン | g | 2.8 | |
鉄 | mg | 7.72 | |
カリウム | g | 2.25 | |
マグネシウム | mg | 1120 | |
マンガン | mg | 23.8 | |
亜鉛 | mg | 5.45 | |
銅 | mg | 0.73 | |
セレン | μg | 9 | |
ビタミンA | μg | 4 | |
ビタミンB1 | mg | 1.76 | |
ビタミンB2 | mg | 0.82 | |
ビタミンB6 | mg | 3.4 | |
ナイアシン | mg | 63 | |
パントテン酸 | mg | 7.6 | |
葉酸 | mg | 0.23 | |
ビタミンB12 | μg | 0.03 | |
ビオチン | μg | 46.2 | |
ビタミンE | mg | 9.5 | |
ビタミンK1 | μg | 20 | |
スーパーオキシド消去活性 | 1.5×103単位/g | ||
フィチン酸 | g | 7.78 | |
遊離γ-アミノ酪酸 | mg | 7 | |
アミラーゼ力価 | U | 1.6×103 | |
酸性プロテアーゼ力価 | U | 290 | |
中性プロテアーゼ力価 | U | 340 | |
アルカリ性プロテアーゼ力価 | U | 70 | |
リパーゼ力価 | U | 680 |